バーチャルヒューマンSayaの横顔ポートレート

Virtual Human Project

鏡の向こう側へ

Saya — handcrafted virtual human, since 2015

一本の線から、彼女が生まれる

存在は設計できない

だから私たちは、
時間をつくる

植物は光を求め、
虫は命をつなぐ

そこに意識があるのかは分からない

それでもそれぞれの在り方のまま世界と関わり、生きている

フル3DCGで制作された「Saya」
2015年、最初のコンセプトイメージを発表してから、注目と期待を集め、成長の過程を発表し続けている。

人間が人間を見つめ、観察、触知、体験し、そこから得たエッセンスも少しずつ再現する。そのような人の認知に深く関わるプロセスも、Sayaを形成する重要な要素となっている。

現在は対話知能学やAISIN等の企業や研究者らを中心にマルチモーダルエージェント開発が進行中。

情熱大陸 — TELYUKA / Saya, 2020

Works

ふたつの人格

Saya's Evolution

2015 — 2026

2015年、最初のSayaのポートレートfig. 01 — 2015 / first portrait

2015

誕生

一枚の静止画として生まれたSayaは、「実写にしか見えないCG」として世界中で議論を呼んだ。すべては、夫婦ふたりの手作業から始まった。

2016年、動きと表情を得た頃のSayafig. 02 — 2016 / in motion

2016 —

身体の獲得

動き、表情、そして声。静止画だった彼女は、少しずつ時間の中を生きはじめる。まばたきひとつにも、手作業の「間」が刻まれていく。

2020年、情熱大陸に出演したTELYUKAのふたりとSayafig. 03 — 2020 / documentary

2020 —

対話へのチャレンジ

センシングとリアルタイムCGの研究を経て、Sayaは「見られる存在」から「向き合う存在」へ。人と目を合わせ、応えはじめたその挑戦の日々は、ドキュメンタリー「情熱大陸」を通じて広く伝えられた。

2023年、対面で対話するAIエージェントのSayafig. 04 — 2023 / dialogue

2023 —

知性との融合

生成AI・エージェント技術との統合。自らの言葉で応答するSayaは、アートと最先端技術がひとつの身体で出会う場所になった。

2026年、区役所窓口で案内するSayafig. 05 — 2026 / public service

2026 — 現在

社会のなかへ

Japan Mobility Show、そして区役所の窓口やWoven Cityへ。Sayaは展示物ではなく、人の隣で働く存在として、社会の中に立ちはじめている。

Research & Collaborations

共同研究・開発

About & Philosophy

ふたりの手から

ふたりで、ひとりを、つくる。 1998年頃CG制作プロダクションでCGアーティストとしてゲーム・映像を中心に3DCG制作を行い、2011年頃から、夫婦で3DCG制作を行うユニット「TELYUKA(テルユカ)」というアーティスト名で活動を開始。GarateaCircus株式会社代表。共にCGゼネラリストアーティストとして、ムービー制作やキャラクターアセット制作を経験。現在はSayaを中心にオリジナルの制作、そしてコンピュータグラフィックスの新しい活躍を求め、研究開発を進めている。

時間の流れが加速したこの時代に、流される事なく愛情を込めて、時間を費やして一つ一つの表現を実現していく事で、受け取る側も何かを受け取ってくれているようだ。
SayaがSayaらしく、人間が人間らしく存在するように。
人と人を繋ぐこと、人と物を繋ぐこと、物と物を繋ぐこと、という社会的な立ち位置は、彼女に様々な成長をもたらしてくれるが、時として個人の希望を抑制させられる。

  • 情熱大陸、NHK日曜美術館、NHK WORLD-JAPAN DESIGN TALKS plusTV — Documentary
  • 国内外メディア掲載多数Press
  • 各種学会、講演会、カンファレンス登壇Talks
  • 文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品/ACC2022ゴールド受賞Awards